いがらしキッズクリニック

福島市の子供病院は、福島駅前西口のリッチモンドホテル内のいがらしキッズクリニック。風邪や発熱、インフルエンザ予防接種など。携帯サイトはコチラ

成長障がい

成長障がいって?

成長障がいとは、低身長・身長の伸び率が悪いことです。

あなたのお子さんの身長はいかがですか?
「うちの子は背が低いのでは?」と心配な方、まずはSDスコアをもとに調べてみましょう!
「最近うちの子の身長の伸びが悪い気がする」という方、成長曲線を調べてみましょう!

※SDとは?

SDとは、全国の同性同年代のこどもと比べた平均値との幅のことです。このSDをもとにお子さんの成長障がいの危険性などを調べます。

※成長曲線とは?

全国のこどもたちの身長や体重データを集計し、平均値と標準偏差をグラフ化したものを『成長曲線』といいます。グラフに、お子さまの身長・体重を記入すると成長の度合いを計ることができます。
またこまめに成長曲線をつけることは、小児性疾患などの早期発見にもつながるケースがあります。気長に継続してつけていくことをおすすめします。

SDスコアの求め方

(お子さんの現在の身長−全国の平均身長)÷標準偏差=SDスコア

※全国平均身長及び標準偏差データはこちら
(平成12年度厚生労働省乳幼児身体発育調査報告書および平成12年度文部科学省学校保健統計調査報告書のデータ−をもとに作成)

スコアの見方

SDスコア 診断 シンダン アドバイス
2.0以上 高い 急激に伸びているようであれば心配です。成長曲線をつけてみましょう。
-2.0〜2.0 標準 現段階での心配ありません。細めにSD値を計り、推移を観察してください。
-2.0未満 低い 成長障がいの可能性があります。早期診断をおすすめします。
※上記は当院基準のひとつの”目安”です。全てのものではありません。

 

今日から始める「成長記録」

成長曲線シートダウンロード→こちらから

全国の平均値や標準偏差をグラフ化した「成長曲線シート」をダウンロードして、お子さまの成長の記録をつけてみてはいかがでしょうか?
年齢ごとの身長を記入することで成長パターンがわかり、成長の経過を確認することができます。

成長障がいの疑いのある曲線

・身長が-2SDの線を下回っている
・身長が突然伸びなくなり、そろそろ-2SDの線を下回りそう
など

成長障がいの原因

内分泌の異常:成長ホルモン分泌不全性低身長(特発性、続発性)、甲状腺機能低下症など
染色体異常:ターナー症候群など
骨軟骨の異常:軟骨無形成症など
主要臓器の異常:心臓、腎臓、肝臓、腸などの慢性の異常
心理社会的な原因:愛情遮断症候群など
病気とは考えにくいもの:家族性低身長、体質性低身長、思春期遅発症など
栄養状態が悪い場合
その他
上記の病気の早期発見のためにも、早めにご相談ください。
成長障がいは、早期発見と早期治療が大切です。

成長障がいの治療

http://ghw.pfizer.co.jp/gh/comedical/seityou/seityou5_2.html